クリエーちブ

いろいろ作ってみるブログです

塗装が終わり、やっとピアノが完成しましたよ。
こんな感じ。
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肉眼では上手くいってる気がするけど、写真に撮ると粗が目立ってしまいます。
缶スプレーだとどうしても厚塗りになってしまうんで、
一応クリア吹いてコンパウンドかけたけんだけど、まだまだ甘かったみたいです。
そのうちエアーブラシを買いますわ。

丁度いただいたナノブロックのピアノがあったのを思い出し、引っ張り出して比較してみました。
偶然にも近い大きさでした。並べて飾っておくことにします。
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ちらっと見えるペダル部分の細いパーツは針金です。
臨機応変、適材適所そこに合う物を使うべきですね。

zortraxの限界を超えたため諦めていた白鍵の溝部分はあらためてプラ板で再現することにしました。
0.1ミリ厚のプラ板にPカッターで鍵盤の溝を掘り、奥行きを少し短くした0.3ミリ厚のプラ板の上に貼り付けました。
プラ板はもともと白なので透明感を活かすため、塗装はしていません。
良い感じにできました。
あと、譜面台を作ってあったので、楽譜を印刷して置きました。見えないかもしれませんが、
曲は最近毎日聴いている「ラ・カンパネラ」 あぁ生で聴きたいなぁ。
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 おゆまるで複製した脚部分も塗装してしまえば、どれが元だったのかわからないくらいです。
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そして前に作っておいた内部のパーツ用画像を切り抜いて貼っています。
これもちゃんと効果が出てます。インチキだけど豪華に見えますよね?
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最後に良い感じになるよう写真を撮ってみました。
携帯のライトを使って三点照明的にやって撮影、結果はこんな感じ。
3Dプリントも模型作りも写真撮影も全て初心者レベルにしては上手く出来たと思います。

これからもの作り系の方々とお知り合いになりたいと思っているので、
まずはいろんなsnsに投稿してみることにします。
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 自在椅子も作っておけばよかったかな?
 
まぁとにかく今回はいろいろ得たものが多かったので次に活かして頑張りますよ。

新作をモデリングしています。
何も考えずに作るならいきなりZbrushでコネコネ始めるんですが、
3Dプリンタでプリントするために最適なデータにするには?と考えると悩みます。
何で一番悩むかというと、最後の研磨工程ですね。
奥まった部分や、細かい部分を磨くのは相当大変で、
前回のピアノでも一番時間がかかった工程です。
できるだけその工程を避けるためにどうにかできないかと思い、
モデリング段階でちょっと考えてみることにしました。

通常なら一度でプリントできるものを、磨きやすくするためにあえて分割してプリントしてみたらどうか?
例えば段差があったり、溝があるパーツについては、思い切ってそこで分割。
お互いを磨いてから最後にくっ付ける。
zortraxくらいの精度の機械だとこの方法がうまくいくんじゃないかと思います。
材料費は多くかかってしまうけど、最終的には時間短縮になる気がします。

そんな感じで現在の状況。
まず3dsMAXでベースを作ってます。
やっぱ特徴的なメット部分からですよね~。
pin





 

リクエストがあったのでこのピアノの3Dデータを少し解説しようと思います。

基本はイラレでラインを書き起こしてaiで書き出し。
3dsMAXに読み込んで押出して厚みをつける。
この繰り返しでパーツを作りこみました。
ほとんど単純な形ばかりなので何も考えずに作っていけるのですが、
唯一大きな本体部分だけは少々複雑ですね。
縦方向に押し出したパーツと、横方向に押し出したパーツを合成しなければいけませんでした。
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本体部分は3Dプリント用のデータにするため、パーツ分けをしっかり行って、
表面だけでなく隠れた部分も気にして作っています。

単純に画像として作る場合はもっと手を抜いて見えるところだけどうにかなっていればOK。
そのかわり、画像として映えるよう、角にベベルをかけたりして、
ちゃんと「つや」が出るようにつくらないといけません。
今回、印刷用として必要だったピアノ内部のデータはこっちの作り方ですね。

まるで違う目的で作った本体と内部ですが組み合わせたらどうなるんでしょう。
ワイヤーフレームだとこんな感じです。
all_wire

でレンダリングしてみました。
all_render2

やっぱり本体部分の角にベベルがかかっていないのでつやが足りないし、金属表現も
ダメダメです。
ちゃんと1つの作品として仕上げるにはちゃんと調整が必要ですね。






 

現在製作中のピアノ、わざと内部を見せるよう天板を開けた状態で作っています。
ピアノを作るなら絶対に内部も表現したいし、
ピアノという楽器は天板を開けた状態が最も絵になると思っていましたので。
そこで、ほとんど仕上がった外観の作業を少し中断し、ピアノ内部に取り掛かることにしました。

もっと大きなサイズで作るなら、内部まで正確に設計したデータをプリントして弦を張って~
とできるのでしょうが、この小さいサイズでは不可能です。
そこで今回考えたのが、
「内部の3Dモデルデータをレンダリングしてそれを印刷して貼る」
 という方法です。
ちょっとインチキなように感じるかもしれませんが、かなり効果があると思います。

早速3dsMAXで資料を見ながらモデリングを開始。
メーカーによって形にかなり違いがあるので、いくつかのメーカーから特徴を抜き出し、
合成してオリジナルのデザインにします。
複雑な形状でしたが特に迷うことなく地道にモデリングモデリング。
あとは金ピカに輝くような質感にしてレンダリング。
最後にフォトショップでちょちょいと色味調整をして完成です。
これを貼り付けるとかなり豪華になると思いますよ~

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やっとおゆまるが届きましたので早速使ってみました。

今回複製するのはコチラ。2cmに満たないくらいのピアノの脚を2つ複製します。
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柔らかくなったおゆまるを押し付けて半分埋め、冷えたところで違う色のおゆまるで残りを覆います。
こんな感じ。
今回は金色と赤色のおゆまるでやってみました。
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固まった後、剥がしてみるとこんな感じ。
細かい部分までちゃんとできてる気がします。思ったよりまともな材料ですおゆまるくん。
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複製物に使用するのは初めて使うタミヤのエポパテです。 
付属している2種のパテ剤を手でコネコネ・・・
なんともベタベタして手にくっついてしょうがない。
なんとかして型になすりつけ、はさみ込みました。
不安でしたが、おゆまるが半透明なのでなんとなく中の様子が見て取れます。
パテはちゃんと型全体に行き渡ってるようです。
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硬化後型から外してみると・・・
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おお!ちゃんとできてます!
ちょっとパテが多すぎたのではみ出しが激しいものの形はちゃんと再現できてます。
これからも多用していきたい方法ですね。

「おゆまる」オススメ!!!! 

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