現在製作中のピアノ、わざと内部を見せるよう天板を開けた状態で作っています。
ピアノを作るなら絶対に内部も表現したいし、
ピアノという楽器は天板を開けた状態が最も絵になると思っていましたので。
そこで、ほとんど仕上がった外観の作業を少し中断し、ピアノ内部に取り掛かることにしました。

もっと大きなサイズで作るなら、内部まで正確に設計したデータをプリントして弦を張って~
とできるのでしょうが、この小さいサイズでは不可能です。
そこで今回考えたのが、
「内部の3Dモデルデータをレンダリングしてそれを印刷して貼る」
 という方法です。
ちょっとインチキなように感じるかもしれませんが、かなり効果があると思います。

早速3dsMAXで資料を見ながらモデリングを開始。
メーカーによって形にかなり違いがあるので、いくつかのメーカーから特徴を抜き出し、
合成してオリジナルのデザインにします。
複雑な形状でしたが特に迷うことなく地道にモデリングモデリング。
あとは金ピカに輝くような質感にしてレンダリング。
最後にフォトショップでちょちょいと色味調整をして完成です。
これを貼り付けるとかなり豪華になると思いますよ~

render