やったことないので躊躇していた型取り作業、ようやく始めました。
複製が必要なのは後頭部パーツと眼球&首固定パーツの2つ。これがそれぞれ2つ必要です。

まずは後頭部パーツのシリコン型を作っていきます。
後頭部パーツを粘土に埋め、息子のレゴを借りて囲います。
下面はほぼ水平面なので下面ぴったりにほぼ置くだけのような状態にすればいいのかもしれませんが、シリコンの流れ込みが心配なので
微妙に埋めました。
あと調べたら以下のような注意点も。
・粘土と原型の境目は必ず垂直になるようにすると良い
・粘土を外す際に原型がポロッと抜けないようにシリコンに接する部分は粘土で埋める部分より多くしておく

注意点に気をつけつつ埋め終わったらカッターのお尻でプスプスとダボ穴を作ります。
そして最後にシリコンが流れ出ないように周りをガムテープで塞ぎます。これで粘土埋めまではOK。 
こんな感じになりました。 
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次に流し込むシリコンを用意、
無駄にならないよう、流し入れるシリコンの量を計算します。
縦x横x高さxシリコンの比重(1.29)で目的の重さを出し、計量します。
少し焦ったのが、購入したシリコンに混ぜる硬化剤の量がパッケージに書いて無いところです。
急いでamazonの商品説明を調べたら書いてありました。
100:5の割合とのことでこれも計量。
2種類の材料を混ぜあわせ、コネコネコネコネ・・・・・
シリコンって強烈な匂いもないんですね。
そして色が均一になったところで型に注ぎ入れます。
まず糸のように原型に垂らし、全体を覆ったら残りを注ぎ入れると書いてあったのでその通りに。
するとこんな感じになりました。
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エアーブラシ等の道具がないのでやるつもりは無かったのですが手動式の空気入れがあったので一応気休め程度にシュシュシュっと気泡抜きを行いました。
そして10時間ほど浴室に放置。
硬化後ひっくり返して粘土を外すとこんな感じ。
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なんの問題もなくうまくいったので呆気無かったですね。

そして反面型を作るため、シリコン部分に対し多めにワセリンを塗ります。
通常は離型剤を塗るとのことですがワセリンでやっている方もいて、丁度我が家にあった大量のワセリンで代用することにしました。
ベタベタ塗った後またシリコンをドボドボ。

そして硬化したらレゴを外します。
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豆腐のようなシリコンブロックができあがりました。
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綺麗に取り除いたつもりがなんだか粘土の色が残ってますね。
気にせず境目からゆっくりと半分に割っていきます。
するとどうでしょう、綺麗に半分に分かれましたよ。
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原型を外してもこの通り!良い感じです。
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それぞれの型を確認します。まずこちらの型。
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問題なく流れています。
そして反対側。
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概ね上出来。と思いきや一部分だけ欠けてました。
ここです。
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簡単にリカバリーできそうな箇所でよかった。

そして同様に眼球&首固定部分の型も作成します。
頭部に内蔵するこのパーツのことです。
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通常顔と怒り顔に使用します。(泣き顔は眼球がないので必要なし)
作業自体は全く同様なので写真は撮ってません。
そして完成しました。
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原型周りは問題なくできていますが、ダボ部分がほぼ全滅です。
なぜでしょうね?流し込む時に原型に気を配りすぎてダボ部分が適当すぎちゃったのかな。
次回の課題です。

ということで2つのパーツの型ができました。
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次回はこれまた初めてのレジン流しをやってみます。
そういやこれから注型口、空気抜き穴を掘らなきゃいかんかったわ。
シリコン型は結構ギチギチの幅で作ってしまったからうまくいくかどうか心配です。
これはもうやってみるしかないですね。

忘れてましたが息子が絶賛使用中のレゴを拝借したのですぐ元通りにして返さなければいけません。
粘土とシリコンのついたレゴを一個づつ綺麗にしなきゃいけないのが憂鬱・・・


うちにあるレゴはこれです