先週末、新宿のヨドバシカメラ新宿西口本店ゲーム・ホビー館でレジンを買ってきました。
いつの間にかフロアが地下から2階に移動してましたので戸惑いましたわ。
すぐ側の高速バス乗り場も南口にできたバスタ新宿のおかげで閉鎖され、次がどんな施設になるのか不明ですが工事の真っ最中でした。

ホビーに館は模型用品は安心の品揃え、もちろんフィギュアも数多く飾ってあって、最近話題になった
フレディ・マーキュリーのフィギュアも飾ってありました。
非常によくできているこのフィギュア、顔の塗装に使われているデジタル彩色という技術にあらためて
感心しました。
1体だけ作るのなら特別凄くないけどこれを同じクオリティーで大量生産できるというのは本当に驚きです。
しかしフィギュアってどれもこれも高いですわ、もう買えません。

そんなお高いフィギュアを存分に眺めた後、2kgのレジンを購入し、よっこらせと帰宅しました。重いっすなw

そして帰宅後にそのレジンを流すため、先日作ったシリコン型に注型口と空気抜き穴を彫ります。
カッターで適当に適当に。

そういえば私が最初に就職した会社は宝飾関係でして、指輪の製作工程を一通り経験していたのを今頃思い出しました。
原型は青いロウで作り、ゴム型を作ってツリー状に。その型から金属で複製へ~という感じでした。
今でも覚えている中で一番衝撃的だったのは2面型の作成方法です。
私が今現在やっているような丁寧な作り方ではなく、中に原型が詰まったゴムの塊を医療用メスで割いていく強引とも言えるやり方でした。
切り口をノコギリの歯のようにギザギザに仕上げていくことで上手く型同士が噛みあうようになるわけです。
メスの切れ味はとても鋭く、何の抵抗もなくゴムが裂けていく感じでした。
しかし、1度使うと途端に切れ味が悪くなり、全くといって良い程切れなくなるのでメスは1度使ったら捨ててましたね。そこいらの病院よりもメスの使用量は多かったんじゃないでしょうか。

以前YouTubeで見たHotToysだかのメイキング動画でも同じようにシリコンに完全に埋めた原型を裂いてました。
その時は透明なシリコンでしたね。透明なら原型を壊さず安全にできそうだからこの方法もありかも。

さて話を戻して購入したレジンはこれね。
180秒という遅めの硬化時間が初心者には良いと思ったので。 

缶を開けると有機溶剤の匂いが。なかなか強烈です。
2缶の液体を1:1で混ぜあわせると硬化してプラスチックのようなレジンになるというものです。

シリコン型からどのくらいの量のレジンが必要なのかを計算してみます。
現在のシリコンのサイズから無垢状態の重量を計算します。縦x横x高さx1.29。
それから現在のシリコン型の重量を引いたものが必要なレジンの量となるはずです。

計算通りにA剤とB剤を計ってそれぞれの紙コップへ。
Amazonの評判通りこの缶は注ぎ口を付けてもこぼれまくりますw
何か対策を講じなければいかんな。
空の紙コップにそーっと注いでかき混ぜます。
まずは小さい方の眼球&首固定パーツ用の型に流し込み。

シリコン型はこぼれないように輪ゴムで巻いてしっかりと固定。
トポトポと溢れ出るくらいまで流し込んだ後、暫くすると透明だった液体が白く濁って固まり始めます。
と同時に熱が発生、紙コップに残ったレジンを触るとかなり熱いですね。
気をつけないとやけどしそう。
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ある程度冷めるまで待って輪ゴムを外します。
さてドキドキの瞬間です。どうなってるでしょうか?

パカッ!
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うまくいってそうです。
外してみると、あらら気泡が残っていたようで一部欠けてますね。
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このパーツ、頭の数だけ必要で計3つ複製するのですが、1つは眼球の固定は必要ないなのでそれ用に使用することにします。
続けて気泡欠けを解決すべく注型口と空気抜き穴を広げて再度流し込み。
おかげで2個目、3個目は問題なく複製できました。
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綺麗ですね。

次に後頭部を2個分複製します。
まず1個目・・・
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あらら頭頂部まで流れてません。これは完全に失敗です。流用もできませんね。
先程と同様に穴を広げて再度。
おお!今度はうまくいきました。
続けて2個目もやりましたが無事成功です。
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余ったレジン液の入った紙コップが硬化した後、もったいないのでその上から2回目3回目と続けて使ったので何層にも重なった紙コップの形のレジンが残りました。
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だから使った紙コップは計3個だけで済みました。
もしかしてこんな使い方しちゃいかんのかな?
 
しっかしちゃんと計算したはずなのにレジンがこんなに余るとは・・・

それでも初心者にも関わらずほとんど失敗もなく綺麗に無駄なくできたのは嬉しい限り。
実質使えない失敗作は1つだけ。すごい成功率じゃありませんか!

と喜んでいたのもつかの間、ここで重大な問題が発覚!
成功したと思っていた後頭部2個がどうにもおかしいのです。
シリコン型の境目だった箇所をみるとこんな段差が。
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そして前頭部と合わせてみるとこんなにズレが。
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たぶんシリコンの量をケチったのと、輪ゴムでのクランプが強すぎたのが原因なのかと思います。
もう一度やり直す気になれないので、この段差はパテでどうにか埋めることにします。

もともとは帽子も複製する予定だったのですが、形が複雑で失敗しそうなのと
文字のエンボス部分の塗装を3個分行うのが面倒なので早い段階で辞めることに決めてました。
帽子の複製までやってたら失敗しすぎてドツボにはまってたかも・・・

なので頭部交換の際、帽子は1個を共用することになります。

ふぅ
これでようやく必要なパーツが全部揃いました。


以前見せた現在進行中のモデルをまたまたチラ見せ。
これも同じモデルの一部。
左右非対称は面倒くさいですね。
もう何を作っているのかわかった方もいるのではないでしょうか。
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