過去3回に渡って書いてきた過去作品紹介の第4弾です。
ちなみに3回までのものはこちら
過去作品紹介1
過去作品紹介2
過去作品紹介3 
子供のために作った作品群ですねw

でも今回は少し毛色が違って模型寄りです。
しかも一番古い作品になります。

では参りましょう。

ずっと行方不明になっていてもう見つからないと諦めていた作品が
つい先日、実家で発見できました。
3Dで作りなおそうと計画していたあの「七色仮面」です。
以前のブログで何回か載せた事がありましたね。
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この七色仮面は初の自作フィギュアです。
もう20年位前に作ったもので、材料はファンド、塗料はリキテックスだったかガッシュだったか。
まだCGのモデリングとか知らない時期の作品です。
元作品は全く見たことはなく、どんな作品なのか知りませんでしたが
当時雑誌「宇宙船」に載っていたビリケン商会の七色仮面の出来に触発され、
方法も材料も知らないまま漠然と作り始めました。
調べてみたところ1992年春発売号だったので24年前でした。

これも完成までに数ヶ月はかかったと思います。
色は宇宙船に載っていた写真そのまんまですw
当時ネットとかほとんど無かったので資料は雑誌の中の数枚の写真以外皆無。
今ならちょっと探せば写真だけでなく動画まで見られるところもあるというのに。

しかし今あらためて見直してみるとよく出来ている所、ダメダメな所がありますね。
マスク周りは意外とよく出来てるなぁと思いました。後頭部の溝の線もまっすぐ引けてるw
耳の部分もちゃんとした楕円形だし。
頭部分はあまり作りこんだ記憶はないんですがねぇ
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手と足はなんだかダメな感じです。
腕の長さといい、大きさといい、小さくて丸っこくて違和感がw
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その手が握っている銃もかろうじて銃口に穴が空いているものの他のディテールは何もなし。
マントも粘土のうねりにまかせて適当に作っただけなので材質や厚みの表現ができてませんね。
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今作り直したらもっとうまく作れるかと聞かれても自信を持って「はい!」とは言えませんw

あと、ものすごく感心したことは、
「色がほとんど禿げていない」ことですね。
丁寧に扱っていたわけではなくただ放っておいただけにも関わらず、これほどまでに状況を保っているのが驚異的です。
紙やキャンバスに使う画材って実に丈夫なんですね。下手なプラモデル用塗料なんか目じゃないです。
マシュマロマンは慎重に扱わないとすぐ剥げたり色移りしちゃってたんですが・・・
金属色の金も銀も色褪せてなくたぶん当時のままです。

実はラッカーは体質的にどうも頭が痛くなってしょうがないのです。
今後はこっちの水性塗料系を考えてみるかな。

最後にレトロな感じにフィルターをかけてみました。
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これもなかなかいいなぁ

このデザインは良いですねぇ
実にパイナップル仮面してます。