例のツタンカーメン、どうやって彫ろうか悩んでいて全然進んでいません。
なので逃避していたら前回チラ見せしていたものがほぼ完成しちゃいました。
こちらです。
簡単にポリペイントで塗ってみたのがこちら。
仮で「ほい~るくん」としておきましょう。
まず、この斜めからの視点が正となるこの形状、
なんとも微妙に難しかったですね。
逆に他の視点は完全無視してokな分、楽な部分もありました。
2次元イラストの微妙なバランスが醸し出すなんとも言えない味を
なんとか3Dで再現できたような気がします。
通常Zbrushでの作業はシンメトリーを常にonにしたままで左右対称の形状ばかり作っていたのですが、
今回の場合、ほとんど左右別々の作業でした。
まず最初にこの形状を作るのに、2通りの方法を考えました。
A:イラストの視点=正面から見た状態 をそのまま作る方法
簡単に言うとイラストに凹凸をつけたような感じでしょうか。
B:イラストの視点=タイヤの形状は正確に保ちつつ傾けた時に同一に見えるように作る方法
正確な形状のタイヤの中に顔を収めて、ある向きから見た時だけイラストと同様に見える感じですね。
下のような図でわかるでしょうか?
Bの方法だとイラストのあの顔をいろんな角度から見ることができて、「あぁこうなっていたんだ」という
新たな気付きがあると思ったからです。
なのでタイヤの形状はまんまタイヤです。転がせば回りますw
で気になる正面の顔はというと・・・
眉毛なんかものすごい寄ってますし、まつ毛も口も結構非対称です。
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