クリエーちブ

いろいろ作ってみるブログです

2016年02月

過去作品の紹介です。
先日、転がってボロボロになっていた過去の作品を見つけたのでまとめてみました。

2014年5月ころ作成。
当時息子の電車好きと相まって家族でハマった戦隊、
烈車戦隊トッキュウジャー」の変身アイテム「トッキュウチェンジャー」と「レッドレッシャー」です。
DSC06429
ちなみに販売されていたおもちゃはこんな感じです。

自作したこれらの物、材料はダンボール紙、工作用紙でほぼ90%紙で作ってあります。
トッキュウチェンジャーはamazonのダンボールで作り、黄色と黒のビニールテープで色分け。
レッドレッシャーは工作用紙で作り、最後にアクリル絵の具で彩色しました。
さすがに発光や電飾は無理ですが、ちゃんとセットできてレバーが稼働します。
乱暴に扱っても大丈夫なように稼働する部分はしっかり補強してあります。
ぶん投げても壊れませんw
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あ、そういえば「トッキュウバックル」も作ってました。
劇中のメンバーが常時腰に巻いておく列車に乗る際に使用するベルトとパスです。
tp01
tp02
おもちゃの方はこんな感じ
こちらも工作用紙製。劇中、おもちゃをできるだけ再現し、取り外し可能に作りました。

実際に販売されていたおもちゃは役者さんが撮影で実際に使用するくらい大きく作られているので、
幼児にはかなりのサイズオーバーです。
だから自作する際は息子にジャストサイズになるよう小さく作りました。
装着した写真を見るとまだまだ大きかったかも。
DSC06446

戦隊のユニフォームも歴代のものに比べてシンプルだったので、
マリオが描かれた赤いTシャツの背中にビニールテープでデザインを再現して後ろ前に着ると変身できるスーツも作りました。

息子に一式を渡すと意外なほど気に入ってもらえて、
特にレインボーパスは電車で出かける度に親のSuicaを真似して「ピッ!」とするために持ち歩いてました。

あれから数年、役目を果たし終えた彼らは先日の大掃除でゴミ箱へ。
ありがとうございました。 

前回から引き続きマシュマロマンです。
グーグル検索するとおもちゃやフィギュアも多く出ているようでたくさん引っかかります。
しかし良い出来のもは少ないですね。
良い出来の物があればそれを購入して終了だったかもしれませんが、こういった検索結果を見てしまうと
”市販のものがないなら自分が決定版を作ってやるぞ!”と作る気マンマンになってしまいました。

作る気になったら別に売り物でも仕事でもないということで調子に乗って趣味全開!
大きさは今まで作っていた小物と違い、どっしり手応えのある20cmにしました。
(足元から頭までを20cmとしたので帽子を入れるともう少し大きい)

■顔部分
今回分割するのに一番手間だったのはこの顔部分。
まず、後から眼球を入れられるようにするため、中空にします。
Zbrushでも、3D-coatでも可能ですが、今回はMexhMixerを使って中空化。
かなりうまい具合で処理してくれます。
その後、帽子パーツをブーリアン、胴体とのつなぎ部分をブーリアン、
この時1度失敗して顔の中空部分と帽子で抜いた部分がこのように繋がってしまいました。
なんだか頭に穴が空いて痛そうw
head_bool_failed


強度的にも問題ありそうなのでこんな感じに修正。
今度は嬉しそうですw 
head_bool_success

このあたりちゃんと計画立てて1回のブーリアンで済ませられれば良かったんでしょうが、
グダグダになってしまいました。
ちゃんと綿密な計画が必要だったんですよね。それは今後の課題ということで。

くり抜きのブーリアン処理についてソフト毎に処理を比較してみました。
Zbrushはゴミが多く残ったり形状の崩れが激しくやっぱり3D-coatが一番綺麗でしたね。
ただ、本当はサーフェイスモードで済ませたかったのですがエラーになってしまって結局ボクセルモードでなければできなかったのが残念なところです。
ポリゴンが多すぎるのがエラーの原因なのでしょうか。この辺も後々検証しなくてはいけません。

最後に前後に分割して完了!結構工程が多くて大変でした。
他の方々はHPでサラっと書いてたりするけどそんなに簡単じゃなかったです。
経験値がないのに中空に挑戦しちゃったからかな?
head00
head03
head02

そして、Z-Suiteで配置していきます。
顔部分は、前後に分けて半球状にしたものをそれぞれ分割面を下にして配置します。
3Dプリンタで球状のものを出力する場合、下半分は荒れやすいらしいので、
この配置は3Dプリント的にも最適なのではないでしょうか。
cap02

後頭部はピアノの時と同じでおゆまる作戦で複製するつもりなので1つだけ。

■帽子部分
通常ここまで分割する必要はないと思いますが、 
プリント後に磨きやすいようにいくつかに分けました。
帽子トップ、リボン、膨らんだ白い部分、文字の入った青部分の4つです。
一体として作るより材料費もかかり、モデリング時間もかかる方法ですが、
仕上げ時間がものすごく変わってくると思います。
cap_all

マシュマロマンの頭に乗せた状態だと角度が付いていてこのままプリントしても綺麗に出るはずはないので、
ちゃんと角度0の状態でプリントするべくまっすぐに配置します。
「STAY PUFT」の文字部分はプリントできても後処理に苦労することがわかっているのでとりあえず削除。
文字の再現はまた別の方法で試すつもり。 
cap01

■胴体部分
中が詰まった状態だとさすがに無駄が多すぎだろうと思ったので中空にしてこれも前後で分割。
襟部分がハマるダボも作ってあります。
body

■手、脚、襟部分
これらは何の工夫もせず単純に作って配置。中空にはしませんでした。
襟の溝を掘るのに少し苦労したくらいで大きな問題もなく完成。
cap05
cap06

ここまできていざプリント!と思いましたが、
ここで各データのプリント予想時間を見ると驚愕!!
ほとんどが10時間超え!
急いでいるわけでもないのでのんびり淡々とプリント作業をしていきます。 

前回ちょこっとだけ見せたのはこれ。
BPR_Render
 
そうです!「ゴースト・バスターズ」に出てくるマシュマロマンです!
映画ではボスキャラの割にちょっとしか出番がなく、可哀想な存在でしたが、超インパクトがありました。
”見た目はかわいらしいのに凶悪”の元祖かもしれませんね。
今度メンバーを一新した新作が公開されるそうで。

最初のデータの日付けを見ると手を付け始めたのはなんと2年前。
暇を見つけてはちょこちょこ触る感じだったと記憶しています。
放置していた期間がほとんどで実質の作業時間は3日くらいじゃないかな。
3Dプリンタを入手してから何か使えるデータはないかとHDを物色していたときにこのデータを見つけたのが再開のきっかけです。

当時の状態で概形はほとんど完成していたのでプリントできるように加工する作業がメインでした。
ここのところ気持ちが乗っていたので勢いであっという間に作っちゃいました。

思えばこのマシュマロマン、
特撮にはまっていた頃からいつかは形にしたいと資料だけはことあるごとに集めていました。
ゴースト・バスターズが特集されているCinefexを買ったり、SFX映画の世界をパラパラと見直したり、
ネットで画像やメイキング動画を集めたりしてました。それこそ昭和の頃からかもしれませんw

いざ具体的に作っていこうと集めた資料を見返すと、かなり多岐にわたって集めたつもりでも結局同じような写真が多く、最終的に参考にできるのは数枚のスチルのみ。
やはり数十年前の作品だけに絶望的に使える資料が少ないのです。
そしてその少ない資料を眺めてみても、体色が白ベースなので細部が飛んでいて正確な形状の把握にも苦労しました。 

■基本のモデル作成
元の形は3dsMAXで。
ズボラな私らしく適当にターボスムースをかけたBOXをどんどん配置して形を起こします。
max0
 
そしてなんとなく形が出来上がったら、ターボスムースを外し、全部アタッチしてobjで書きだし。
見なおしてみると顔のポリゴンかなり多いですね。もっと少なくてもよかったかも。
max
 
書きだしたobjをZbrushに読み込み、何回かSDivしてDynamesh!これでバラバラだったパーツは1つに。
ここまではあっという間ですよね。
UVとか必要なら作り方は全く変わってきちゃうんですけど、今回はプリント用なのでこれでokです。
あとはZbrushで満足するまでスカルプトして完成です。
all01
 
上手な人ならいきなりZbrushではじめちゃうんだろうけど、なんとなくポリゴンを触っていると安心するし、
ポリゴンや頂点を扱うのはまだまだMAXの方が上だと思うので私的にはこんなやり方がベストです。 

あ、今回、差し替えて遊べるように顔を三種類作ってます。
見ざる言わざる聞かざるではないけれど、通常、怒り、泣きの3種。
MAXで作った基本の顔は通常の1種類だけなので、コピーして残り2種類の顔を作りました。 
f01
f02
f03
 
分割等プリントのための加工は次回。 

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