クリエーちブ

いろいろ作ってみるブログです

2017年01月

いろいろ悩んでいた背中のヒエログリフ、重い腰を上げていよいよ彫ることにしました。
どう考えてもZbrushデータの再現は無理なのである程度ディフォルメします。
ある程度の密度があればそれっぽく見えるのでそこを到達点とすることに。
まず、ガイトにもなる縦のライン、
これは太くていいのでマスキングテープを貼ったガイドに沿ってPカッターでサクサクと。
そしていよいよ細かい文字部分へ。
シャーペンで軽くガイドを書き、デザインナイフでギギっとやっていきますよ。
IMGP1017
いろいろ失敗もありましたがなんとなく終了。見辛いのでガンダムマーカーで溝に色を入れてみました。
IMGP1021
 拭き取るとこんな感じ。
IMGP1023
 本物だって手で彫っていたんで同じですわ。となんとか自分で自分を納得させました。w

頭部と組んでみます。
IMGP1025
IMGP1026
 まぁまぁ求めていた密度は満たせたんじゃないかと思います。

同じようにアクセサリー部分にも手を付けました。
IMGP1036
IMGP1035
IMGP1037
 こんな感じですね。
細かいことを言うと蛇の鱗とかありますが、これはもう不可能です。手も目もついていけません。
もっとサイズを大きくすれば何の苦労もなくプリントした段階で再現できてるんでしょうけど、
今回の作品はこの大きさで作ることが目的なのでこの苦労は仕方のないことなんです。

あ、アゴ髭も完成してました。
裏の板と先っぽの追加加工を終わらせて終了です。
IMGP1030
IMGP1028
次は前掛け部分の模様に取り掛かります。
 

例のツタンカーメン、どうやって彫ろうか悩んでいて全然進んでいません。
なので逃避していたら前回チラ見せしていたものがほぼ完成しちゃいました。
こちらです。
Render
色が付いていないとわかりませんかね?
簡単にポリペイントで塗ってみたのがこちら。
Render_color
どこかで見たことあるような顔かもしれませんw
仮で「ほい~るくん」としておきましょう。

まず、この斜めからの視点が正となるこの形状、
なんとも微妙に難しかったですね。
逆に他の視点は完全無視してokな分、楽な部分もありました。

2次元イラストの微妙なバランスが醸し出すなんとも言えない味を
なんとか3Dで再現できたような気がします。

通常Zbrushでの作業はシンメトリーを常にonにしたままで左右対称の形状ばかり作っていたのですが、
今回の場合、ほとんど左右別々の作業でした。

まず最初にこの形状を作るのに、2通りの方法を考えました。
A:イラストの視点=正面から見た状態 をそのまま作る方法
簡単に言うとイラストに凹凸をつけたような感じでしょうか。
B:イラストの視点=タイヤの形状は正確に保ちつつ傾けた時に同一に見えるように作る方法
正確な形状のタイヤの中に顔を収めて、ある向きから見た時だけイラストと同様に見える感じですね。
下のような図でわかるでしょうか?
AとB
で、今回はBの方法で行くことにしました。
Bの方法だとイラストのあの顔をいろんな角度から見ることができて、「あぁこうなっていたんだ」という
新たな気付きがあると思ったからです。

なのでタイヤの形状はまんまタイヤです。転がせば回りますw
で気になる正面の顔はというと・・・
Render_front
こんな感じ。
眉毛なんかものすごい寄ってますし、まつ毛も口も結構非対称です。

横から見てみると鼻がすんごいだんごです。
Render_side
 思わず新作が完成しちゃったのでこれもさっさとプリントしたいですね。




 

年明け一発目の更新です。

作年末の複製作業で作成した背中のパーツ、
サーフェイサーを吹いた後です。
IMGP0754
ここにこれからヒエログリフをガリガリ彫っていかねばなりません。
そこで、彫りやすくするために治具を作りました。
お馴染みおゆまるくんとレゴでこんな形のものを。
IMGP0755
IMGP0756
ここからどうやって彫って行ったら良いものか思案しています。
まずはガイドにもなるであろう縦のラインなんですが、真っ直ぐに掘るのはどうすりゃいいんかね?
この辺は試行錯誤するしかありませんね。


ここらで新ネタ投入!
次回作のチラ見せです。
さてこれは何でしょう?
まぁ・・・ タイヤですけどw
これでわかったらスゴイ!
next


そろそろ雪が降るかもね。
チェーンの準備をお忘れなく。



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