クリエーちブ

いろいろ作ってみるブログです

2017年07月

頭部を3面型にするにあたり型の分割を慎重に検討しています。

顔と後頭部の再現だけならば2面型で十分ですが、このツタンカーメンの頭部内部の
空洞を作るためにはどうしても3つの型で構成しないと再現できないんですよね。
当初は前後分割で作っていたものの、「もしかしたらいけるんじゃ?」との思いつきで
以後頭部の作成は一塊でここまできちゃったわけです。まぁいつもの気まぐれですねw

まず、頭部の形状をじっくりみてみると、レジンが流れにくそうな箇所が見えてきます。
顔のアゴ周辺と前に垂れている髪、横に張り出した髪が気になりますね。
これらにレジンが行き渡るような湯道の確保を考えた結果、今回は原型を逆さまに配置することにしました。

前後の型、上部に頭部内部空洞用の3つ目の型という構成になります。
そして今まではレジンを上から注ぎ入れる方法しかやっていませんでしたが、今回は
レジンを上から流して下から満たしていくいわゆるアンダーゲート方式という方法を試みたいと思います。
シリコンの使用量は多くなるが上から単純に満たしていく方法よりも信頼性が高いそうです。

そして慎重に型の分割ラインをガンダムマーカーで原型に書いて検討していたのですが、
なかなか頭の中だけでは想像しきれなくて自分自身整理するためにも簡単な図に描いてみました。
3面
赤いラインが湯道でピンクが3つ目の型です。
前述した箇所にどうにか湯道を作りたいので3つ目の型はかなり無理した形になってますね。
さぁ上手くいくんでしょうか。

更に注意しなければいけないのは3つ目の型の落下です。
単純に型を作ってしまうと、注型時には中に何も無いわけですから落下する恐れがあります。
そのためしっかりと引っかかるようにダボは少し上向きに作っておき、
全体を台形を逆さにしたようなシルエットになるようにすることで落下を防ぎます。

で、どのくらいの大きさの型になるかレゴで組んでみたところ
IMG_20170723_122729
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かなり大きくなってしまいました。
そこでシリコン節約のために以前使ったシリコンを小さく切ってかさ増ししようかと思います。
背中パーツとアクセサリー、髭部分を複製するために作ったシリコンと
マシュマロマン作成時のも残っていたので集めてきました。
IMG_20170724_071429
結構な量ですね。それぞれ作っていた時期の事を思い出します。
レジンの流れた跡が変色してますね。
変質してそうなので念のためこの部分は使わないようにします。
洗って乾燥させてから切り刻んでいきます。

そしてこの検証作業中にレゴにぶつけて原型破損ですよ。ガックリ。
ちょっとだけ欠けたのでパテで補修。

どうにか今週中には粘土埋めしてシリコン作業に入りたい。


今回も使うのはこのシリコンです。
今までと同じ商品なので安心です。作った型をぐにぐに引っ張ったり捻ったりしてみましたが
丈夫で柔軟です。値段も安くオススメです。







そして今回は量産したいので型の保護のためにこれも購入しました。
型の作成には過去使って問題なかったワセリンを使い、複製時にこれを吹いてみようと思っています。


前回あっさりと後ろ髪が終了しました。
そしてついに最後の最後、眼球を作ります。
実物の写真を見ながら大きさと位置を確認しながら
慎重にエポパテを捏ねてそ~っと配置。
硬化したら軽く表面をペーパーがけして終了。

そして全体をサーフェイサーで吹いて最後の確認。
細かな傷や凹みを全体にわたってチェック。

ということでやっと原型が完成いたしました。
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いやぁ~実に長い戦いでした。
このやり方で良かったのか悪かったのか、もっと簡単にできなかったのか、
いろいろ反省する点はあると思いますがとりあえず完成なのですよ。

形状は基本的に本物と同一になるよう目指しました。
ただミニチュアにした時に映えるようにということで髪の部分は極端にアレンジしています。
髪の部分は本来、溝を掘るくらいで良く、ここまでやる必要はなかったのですが、
凹凸をはっきり出すことで単色でも見栄えのある形にしました。
逆に塗装してしまうと変に見えるかもしれませんが・・・

ここでテストで初期にプリントした前後分割バージョンのものがあったので比較してみます。
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これがこうなると考えるとすごい事ですよね。としみじみ

原型完成記念でなんとなく野外で撮影。
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さぁ今後の予定です。
ようやくすべての造形が終了したので複製の準備を。
複製は楽しい作業なのですが、場所の確保と準備が面倒くさいですね。
シリコンも買わないと。

パーツは全部で計5パーツ。
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これだけのパーツがちゃんと抜けるのか不安ですね。
特に前回の複製で難儀した頭のアクセサリー部分と複雑な形状の頭部が心配です。

そして頭部は初の3面型にチャレンジするつもりです。
シリコンはどのくらい必要なんだろ?

あとは気が早いですが塗装についても考えておかなければ。
ネットで金色の塗料で良さげなものを探してますけどなかなかこれと言ったものがない。
メッキをしちゃうのが一番なんだろうけど、樹脂へのメッキは個人ではほぼ不可能。

この後ろ髪部分、細かいんでどうしようか迷ってました。
cairo02
これは本物の写真です。欠落しちゃってますが
本来は全体に青い宝石が埋め込まれているはずなんですよね。

この部分を作るにあたり細くて巻きつけられるような素材がどこかに無いものか。
柔らかく柔軟でそれでいて加工しやすいものは・・・
そんなんがあれば巻きつけて接着すれば終了!なんですが。

ちょっと思い当たらなかったので路線を変更。
脆くてもよいので細いビニールテープのような素材を用意、
それを何本も一定間隔で巻きつけて隙間にパテを盛る。
その後硬化したら巻きつけたものを剥がせばパテ製の髪ができあがる。
こんな感じでやってみることに。

素材そのものを巻きつけて使用するのは諦めて
やはり安心して使えるパテで構成することにしたわけです。

「一時的に使用するだけの脆くて問題ないもの」ということで
素材を探すハードルも一気に下がりました。

まずは身近に目についたマスキングテープを細く切って巻いてみることに。
元々マスキングテープというものは「貼る」「剥がす」をセットとして機能させるものなので
永続的に使用するためのものではなく脆くて当然のものです。

厚みを出すために7枚重ねた状態のものを細く切って巻いてみました。
こんな感じ。
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手作業だと同じ太さに切れないし、重ねた厚みからかうまく張り付きませんでした。
しばらくするとこんな感じに全部剥がれちゃいました。
IMG_20170629_092702
失敗ということでさっさと次へいきます。

そういえば!ということで以前アゴ髭を作る際に使った0.5mmの紙テープを思い出しました。
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まだ沢山残っていたので使ってみることにしました。
テープの幅もこのままでいけそうなので均一にいけるはず。

このテープは紙製なのでマスキングテープと同等に脆いものですが、一時的に使うには全く問題はありません。
早速やってみます。
まず、厚みを出すために6枚重ねてみました。
アゴ髭のときにやったので上手にできました。ほら
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このテープを一定の間隔を空けて貼っていきます。
マスキングテープよりも粘着力が強いので非常に使いやすいです。
テープがあるところが隙間となります。
こんな感じ。
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その間にエポパテを埋め込んでいきます。
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ちょっと上の部分は足りてないので後で適当に作ります。

パテが硬化したらそのままペーパーを軽くかけて表面を均します。
そしてテープを慎重に剥がしていきます。
まぁ案の定パテも多少持っていかれてしまうので都度瞬着で固定し直します。

結果こんな感じに。
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背中のパーツとの合いも良い具合です。
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なんだかハチミツをすくう道具に見えてきますねw
あれはなんであの形なんだろうか?
http://portal.nifty.com/2009/04/23/a/
へぇ ハニーディッパーというんだ。
一つ無駄な知識をゲットだぜ!



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