クリエーちブ

いろいろ作ってみるブログです

2018年11月

前回の失敗から、方法を少し変えてみることにしました。

今回は先に背面型にレジンを流し込んでおき、少し硬化させます。
ひっくり返してもこぼれない状態になった頃に、
時間差で前面の型に注ぎ入れたレジン溜まりに蓋をするという方法です。
これは「たい焼き方式」というらしいです。
前に参考にしたこちらにも乗っていました。
IMG_20181023_180439
湯口にまでこぼれちゃってるんですが、硬化した後にこぼれた部分だけペリっと剥がしてから
硬化前のレジンが溜まった前面型に対して蓋をしました。
この方法だと、気泡の具合を見ながらできるし、
たとえ前面と背面の間に気泡ができたとしても内側の見えない所にできるだけなので
アンダーゲート式に比べて非常に安心感がありますね。

で、硬化を待って恐る恐るシリコンをめくっていきます。
毎回この瞬間はドキドキですねぇ
ペリペリペリ・・・・




うわぁ?




おお!




おおおおおお!?






IMG_20181101_180623
ちゃんとできてるじゃないですか!なんとも綺麗な状態です。
裏側は先に硬化させておいたので当然綺麗ですし、顔の複雑な凸凹も気泡らしきものは皆無。
原型の気持ち悪さがちゃんと再現されていますw
ホッとしました。


あまりにも簡単でうまく行ったので
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2つ目
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3つ目
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4つ目
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5つ目
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6つ目

「どんだけ作るんだよ!」とツッコミが入りそうですねw

ちなみにレジンを流す前は毎回型にベビーパウダーをまぶしてます。
そのせいかどうかわかりませんがどれもほぼ問題なく複製できています。
今までで最高の出来ではないでしょうか。

いやぁ嬉しいですね。

前回の続き。
シリコン型にカッターで湯道を作りました。
蓋。というか背面部分の型の方だけに溝を彫ってあります。

そして早速レジンを流す準備に入ります。
ネットの情報から、気泡を減らすには「型にベビーパウダーを振っておくと良い」
というなんとも不思議な情報があったのでとりあえず真似てやってみることに。
適当に振って筆で全体に行き渡らせた後、軽くエアブラシで吹きました。
効果があればいいんだけど・・・
IMG_20181023_175349
そしていよいよレジンの流し込みです。
まず、A液、B液を1:1で計量します。
今回購入したレジンは180秒硬化タイプなのでゆっくりしていられません。
計量後、よく混ぜ合わせたら、すばやく顔のある深い方の型にレジンを注いでいきます。
だいたい8割9割くらいの高さまで注げたら、背面部分の型で蓋をしていくのですが、
このとき、真上から垂直に落とすのではなく、気泡が入らないように微妙に傾け、
レジンになじませながら蓋をします。
最初は型の重みに任せ、ゆっくり落ちるのを待ち、その後、重しを乗せて硬化するのを待ちます。

「早く作業しなければ硬化してしまう」と焦っていたのですが、
寒くなってきたこの時期、レジンの硬化にはすごい時間がかかりました。
結局1時間くらい待たないとだめでしたね。

そして、硬化の結果。
あれだけ気をつけたものの背面部分には空気の跡が大きく残り失敗でした。

さて、この状況からどうやったら成功に持っていけるのだろうか・・・考えねば。





さて硬化したシリコン型はというと・・・

この写真でわかりますか?
IMG_20181010_183112
すでに裏返して粘土を取り除いた状態です。
気泡がほとんど無く非常に良い感じにできてます。
ほいく粘土も簡単かつ綺麗に剥がせました。

シリコンも粘土もさすがネットで高評価の商品だけありますね。
今後も使っていきたいです。

続けてここに離型剤を塗って、反対面を作るためのシリコンを流して行きます。
裏側なのでそれほど気を使わずにさら~っと終了。

で、硬化後、レゴを取り除いた状態がこちら。
IMG_20181011_175818
まるで大きな豆腐のようです。
違うメーカーのシリコンを混ぜたので少し心配していましたけど、
それほど影響はなさそうで安心しました。

これを上下の分割面に沿ってパリパリ剥がしていきます。
この瞬間が非常に緊張するところですね。
ゆっくり全体的に少しづつ力を加えて剥がしていき、最後に中から原型を取り除きました。


さぁ完成したシリコン型がこちら。

①顔のある側。
名称未設定-1
そしてこちらが②裏側です。
名称未設定-2
写真が汚くてよくわからないかもしれませんが、
今まで作ったシリコン型の中で最高の出来な気がします。

これで①顔の型にレジンを注ぎ、②裏側の型で蓋をして余分なレジンを溢れさせて複製する
オーバーフロー型が完成となります。

あ、カッターでレジンの流れ出る湯口を作るのを忘れちゃいかんね。




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