クリエーちブ

いろいろ作ってみるブログです

タグ:photon

ひっさしぶりの更新です
前回更新したのが1月・・・
その間に作品はいくつか完成していてそれをtwitterには毎回投稿しているものの、ブログの方は全く更新していませんでした。

FDMプリンタzortrax200で昔作ったピアノがあったのを覚えていますか?
記事はこちら
EI6u5UaU4AE5-RM
かなり加工して綺麗に仕上げたので完成までには結構な時間がかかっています。
そして元のデジタルデータは残っているのでこのデータをちょっと光造形用のデータに改変してphotonでプリントします。
データはそのまま使えるわけではなく、かなり修正が必要で、省略した部分を再建しつつphotonだと更に細かいところまで表現できるのでデータを追加します。
特に以前のピアノは内部がまるまるイラレで作って貼った単なる画像でしたので今度は内部まで実際に作ってみようと思います。
実物を見ると内部は平たい面でできているわけではなく、レイヤーになっていて2層構造になっています。
それを再現すべく早速3dsMAXを立ち上げてモデリング開始。
こういったハードサーフェイスと呼ばれるいわゆる固い面で構成されたようなパーツはZbrush でやるのは私は苦手です。
Zモデラーという機能を使えば出来なくもないですが、数値入力で作れないのは個人的に気に食わないのでハードサーフェイスは専らMAXを使っています。

そして内部のパーツ、前回省いた自在椅子を作ったらいよいよプリントです。
EIwXMIuVUAADGB_
EIxTj1mVUAA0zf7
EI6sXxtUwAERhP9
前回のものはディフォルメを効かせた形状にしましたが、今回は実物の比率をそのまま小さくしたようにつくりました。
鍵盤も実際と同じ88腱あります。なので完成した状態を比較するとかなり差がでてくるのではないでしょうか。
並べるのが楽しみです。

専用のスライスソフトを使ってプリンタ用のデータにしたら、その後photonにデータをぶっこみます。
薄くて平たいパーツや、細かい鍵盤、3つの脚となかなか難しいものが多く、何度かプリントに失敗しましたが
やっと納得するものができました。
EJ7tBwHVAAAjjpr
これらプリントしたものはまずIPA(イソプロピルアルコール)で洗浄します。その後水で洗浄したら乾燥させ、ネイル用のUVライトを当てて2次硬化をすませたらやっと完了です。
FDMと違って基本的に表面はきれいなのでほとんど処理を必要としません。
この辺りからの後処理の時間が前回とは全く異なります。
パテを盛って積層痕が消えるまでせっせとペーパーで削っていき、ちゃんと出なかった部分はアナログで再建し~というFDMで1番時間のかかる作業が光学式プリンターではほとんど必要なくなるのです。

なのでここからは早かったです。
プリントしたもののサポート部分をペーパーで軽く均したらサーフェイサーを吹き、塗装に入ります。
EKXG0usUUAA2rU9
今回は内部のパーツの塗装にこのスターブライトゴールドを使いました
EMeQ94DUEAAQOwn
EMeRGCfU4AAYiCc
吹いてみるとなかなかよい輝きを放っております。青金といったところでしょうか。
あとはほとんど黒色なので艶ありの黒を吹いて終了。
あとは組み立てると完成です。
それではご覧ください。
EMzAgDjUYAIIqZW
EMzCDGNVUAIZqZa
EMzCDGQUEAA5HHA
EMzCsMcU4AIqRy6
EMzAgDkVUAE_8Rl
そして前回の作品との比較です
EMzD4pyVUAUiqki
photon製のものは今回表面処理をほとんどしていないので、きっちり処理した前回のFDM方式のものと比べるとなんだかクオリティーが逆転してしまっている気がしますが、
かかっている時間は雲泥の差です。
そして内部にちゃんとパーツがあるというのは非常に見栄えがするもので密度の高いクオリティーに仕上がっているように思えます。
鍵盤も塗装に苦労したけれどちゃんとできています。
途中蓋を支える棒が砕けるアクシデントが発生しましたがこれは何度かプリントに失敗したパーツのうちから使えるものがあったので代用できました。

そしてあらためて完成品をてのひらに乗せてみるとその小ささに思わず笑みが溢れました。
う~ん良いぞ。

photonでの造形は思っていたよりもあっさりと完成してなんだか拍子抜けです。
さぁ次は何を作るかな~






さて
別のブログも始めてしまってこっちに手が回らなくなってますが、
やめる気もないので気まぐれで更新します。

たしか夏前のamazonタイムセールで買いました
こちらの新兵器。
IMG_20191001_111414
ANYCUBIC PHOTONです。
4万円しなくらいで買えました。
定価は6万円くらいする機械です。
新型が出たのと少し古いのでこの値段なんでしょう。
セール後も値段は落ちてますので買ってみては?

これは何かと言いますと、
3Dプリンターなんですね。
今まで使っていたzortraxはFDM方式という溶けたフィラメントをソフトクリームのように
上から垂らし、積み重ねて形状を作っていく方式です。
今回のこの機械は光で造形するプリンターなんです。
造形方法はFDMとは違って、液体レジンに紫外線を当て、UV硬化させることで
形状を作る方式です。
IMG_20191001_110953
付属品一覧です。
左上のがレジンの入っているボトルです。
IMG_20191001_111832
そのレジンを下にあるバットみたいな部分に溜め、更にの下からライトを当てて
硬化させていきます。
3Dデータで光を当てる部分を1層ごとに調整していくことによって
欲しい物を立体化していくんですね。
IMG_20191001_111907
硬化させたレジンが成形されるのがこの部分になります。
プラットフォームと言います。
ここに造形物はぶら下がって出てきます。
よくネットで造形物を取り出すことを「収穫」と称されますが、
このぶら下がった状態が果物の実がなったように見えるからでしょう。

そして、このphotonでは最大この広さまで造形できるというわけです。
FDMよりはだいぶ狭いですけど、
このプラットフォームの大きさが機材の値段によって前後してくる部分でしょうね。

photonのように多くの人に使われてこなれてきた製品は
ネットにノウハウがたくさんあります。
こういった点もphotonを選んだ理由の1つでもあります。
特にこのおじさんの解説はよいですね。



その他でも十分調べたあとで、プリントしてみました。
IMG_20191011_092832
付属のUSBに入っていたデータです。
まぁ綺麗!
後処理は必要ないんじゃなかろうか?

今後他のもプリントしてみます。


あ 今ではもっと安くなってますね。
こりゃ持ってない人は買わなきゃ損だw




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